2008年01月27日

第6回新宿シティーハーフマラソン大会
国立霞ヶ丘競技場



この大会には自分がランニングを始めた比較的早い時期から参加していました。

昨年、東京マラソンが2月中旬に割り込んできたために、
青梅マラソンが2月第1日曜日に移動せざるを得ず、新宿の大会とは二週連続となるので、これを回避するために泣く泣く青梅を優先とせざるを得なくなるのでありました。

今年はランニング初心者の知人が10キロに出るようなので、ハーフに出ないかとLSに誘われます。
あれから一年たち、それなりの実力も伴ってきて、ハーフと30キロの二週連続なら何とかなるかと思い、エントリー。

ところがその初心者の友達は、多忙に寄る練習不足を理由に、エントリーしなくなってしまったのであります。

まあ、昨年から自動車専用道路の、甲州街道御苑トンネルを走るコースに変更になり、興味はあったので、
こちらから好んで出ようという気は、もちろんあったのですが。

それに青梅を冬の本番と位置づけ、その一週間前の練習も兼ねての大会参加です。


ハーフの距離だと、大会近くになっても、気持ちがまったくかまえることが無くなってきています。
慣れは恐ろしいものだと思いますが、ランニングをなめずに、いつまでも続けて行きたいものです。




国立霞ヶ丘競技場には年に何度か足を運ぶ。
こんな時刻に来るのはマラソン大会のときしかあるまい。
朝の日があたりきれいである。
よく待ち合わせ場所につかう「円盤投げの像」。
真冬に裸では寒いことだろう。
反対側には東京都体育館。
東面が朝日を浴びて輝いている。
アミノバリューを配っていましたが、
そのそばで黒人がケータイでなにやら話しています。
「ありゃ、ワイナイナじゃないか!」
(マヤカやワキウリではないよな。区別ついているだろうな
マヤカはつくばでワキウリはかすみがうらに来ていたからわかるよな)
どうも本日のゲストランナーのようです。
受付時刻は8時なのであるが、それからスタートまでの時間が少ないので早めにやってきている。
8時前だったが受付けをしてくれる。そして中へ。
霞ヶ丘にきたらメインSS席に場所をとるに限る。
まだそれほど多くの人は集まっていない。
こういったいい場所です。 プロサッカーの国際試合をこの席で見ると、ウン万円かかることでしょう。
受付けを済ませ、着替える前にくつろぐLS。
陽だまりで風もやってこないので、ぽかぽかと暖かい。
でも、スタート時で気温2度といっていたので、この時点では1度ぐらいのものでしょう。
オーロラビジョンに大会名が映し出されます。
東京都体育館のほうからもよく見ることができることでしょう。
S指定席にあたるところに人が増えてきました。
取材記者用の席はテーブルなどあり、使いやすいから早く埋まります。
SS席の下の貴賓室。
ここのトイレが使えると思って探していたのだが、この先に入ることはできません。
戻ってくるとアヤシゲな人物がくつろいでいました。
開会式です。
ゲストランナーの瀬古氏とワイナイナ氏がしゃべります。
瀬古氏は午後行われる大阪国際女子マラソンに意識が飛んでいて、
そのことばかり話しています。
まあ、ワタクシもその大会に興味が深々です。
ワイナイナ氏はつかみで「ミナサーン、ドンダケ〜!!」とやり、滑っていました。
スタート時刻が近づき、トラックに降ります。
このゲートをくぐると・・・
いよいよ霞ヶ丘のトラックです。
地方競技場とはやはり異なる空気が漂っています。
スタートはここに並びます。
LSなら正直な申告。
ワタクシだとちょっとサバ読みです。

バックスタンドの上に聖火台。
スタート前にストレッチの指導。
狭くて人にぶつかるので行ないません。もう十分にアップしてきました。

スタート直前に行列しているランナーさんたちの姿が映りますが、
毎回最前列に位置取りをしている「信州爆乳王」陛下のお姿が写し出されましたので、ワタクシもLSも大笑い。
スタートして外苑銀杏並木の片道200mぐらいのところは先行くランナーさんとすれ違うので、絶好の撮影ポイントです。
カメラのスイッチを入れてLSを待ち受けます。
練習代わりにランスカのお姉さんを撮影。
意識したわけではないが、無意識に首から上を切ってしまったようです。
LSが来ました。
昨秋からこの「松田ユーサク」の格好でフルも走っています。
すでに100m以上の差がついてしまいました。
銀杏並木を過ぎてロータリーに入ると、トボトボと走っているおぢさんがいました・・・。 ゼッケンが一般のランナーさんと異なり、個人名が明記されています。
おいおい。
ほかのランナーさんが、「どうしましたか?」と声を掛けていました。
瀬古さんは「ゴホゴホ、風邪引いちゃってねぇ。」
外苑東通りを北上し、甲州街道を新宿方面に向かいます。
自動車専用の御苑トンネルが見えてきました。
ここをランナーさんが通ることができるのが
、 この大会のウリのひとつです。
いよいよやってきました。
どんどんランナーさんが吸い込まれていきます。
中はナトリウム灯がついています。
普通の自動車トンネルですが、けっこう長く感じます。
はじめはゆるい下りなのでどんどん加速していきますが、
途中から照明も暗くなってくるし、ちょっと飽きてきます。

このトンネル内に「5km」の距離表示がありました。
ただ暗いし、サングラスしているし、何分だったかよくわかりません。
ようやく出口が近づいてきました。
「速度落とせ」の表示が出ていますが、もちろん従うランナーさんはいませんでした。
出口の向こうに大新宿が拓けている・・・。
明治通りを走ります。 交通規制された都心の幹線道路を走るのはなかなかの快感です。 生涯、一度でいいから東京マラソンに出てみたいものです。
ビルの狭間の向こうに高島屋タイムズスクエア。
霞ヶ丘や秩父宮でスポーツ観戦をしたあとは、よく歩いて新宿までやってきて一杯引っ掛けるということが少なくありませんが、
この高島屋に出てくるわけですな。
一周して二周目の外苑銀杏並木に入ると、サイクリング車の先導者が
「先頭ランナーが来ますので走路をあけてください。」。
ゲッ!10キロも走らないうちに、もう周回遅れか。
銀杏並木で対面になるので見ていると、ワイナイナがものすごいストライドで走ってきます。
こりゃ、まもなく抜かれるなと思い、先ほど瀬古を抜いたロータリーでカメラを出します。
あっという間にワイナイナがやってきました。
10キロ手前あたりで颯爽と抜き去っていったワイナイナ。
ハムストリングの筋肉が盛り上がっています。

抜き去られるときにワタクシが
「どんだけ〜」っとやると、ワイナイナも 「ドンダケ〜!」と大きな声でやってくれます。
周りのランナーさんたちも、「どんだけ〜」と大喜びです。
LSはワイナイナに抜かれたのは13キロあたりのようなので、かなりこの時点でも先にいっていたようです。
彼は1時間31分でゴール。
ワタクシはほぼ実力どうりの1時間41分でした。
なかなか101分の壁を越えることができません。

ワタクシのゴール後も、まだまだたくさんのランナーさんがゴールを目指しています。
記録賞をもらいに行くと、なんと瀬古氏が著書のサイン会を開いています。
さては一周10キロであがったな。
着替えて荷物をまとめ、ホープ軒にラーメンを食べに行きます。
湿度も低かったのですが、汗が乾き、顔に白く塩を噴出している人も見かけましたが、ワタクシも同様なようです。
走った後は、すべからくエネルギーと塩分と水分の補給。
昨年は650円だったラーメンが700円に値上がりしていました。

このあと秩父宮に行き、BTたちと落ち合い、ラグビートップリーグ第12節の観戦。
その合間にもケータイワンセグで大阪国際女子マラソンの動向を伺います。
福士加代子は中間地点では二位以下に600m以上離しての毒掃丸でしたが、「地獄の30キロ」を実践してしまい、最後はロス五輪のアンデルセンを思わせるようなゴールでした。
それでも笑顔を失わないところは見習いたいものです。



初稿 08年01月28日
とりあえずup。
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