2007年03月04日

第1回ふかやシティーハーフマラソン大会
仙元山公園陸上競技場



東京マラソンは抽選で外れたために、荒川の大会まで何か無いかなと探していて、この大会を見つけた。第一回というのに惹かれ、エントリーした。
地方の大会によくあるように、小中高生の市民大会から発展してきたもののようであるが、周辺の町村を合併した記念に、大きな大会にしたようである。

4時台に目が覚め、クルマに荷を積み、高速に。 西の空に満月。
高坂SAでカセットコンロを出し、ラーメンを煮る。 もち二個をいれて朝食。 こんな時間から、人出はある。

東松山で下り、熊谷のR140へ。さらに花園方面から深谷の会場へ。
高坂から40分かからない。自宅から高速を使えば1時間少々か。

早い時刻なので、駐車場は会場近くにとることができる。
受付けまで200mぐらいなので、すぐにチェックイン。
戻って着替える。
暖かいので、走る格好で十分だ。
店など冷やかし、8時過ぎからの開会式へ。
若い市長の挨拶など、なかなかのもので、都知事選候補に欲しくなる。
開会式に出ているのは、地元の中学生とその親ばかり。
外から来たランナーさんは、だべったり、アップしたり。
ワタクシはネタ拾いの意味もあるので、開会式に出る。
城西大監督の櫛部の挨拶も有る。近くで見ると、ホントに小さく、スリム。
ワタクシの左を見ると、いた。
パフォーマンスランナー界の女帝「Eさん」である。
普通の格好をしているので、分かりにくいが明らかに彼女だ。
まさか、こんなミニ大会にでているとは。

スタートまで時間があるので、クルマに戻る。
名簿を見ると、彼女に間違いない。
やはりパフォーマンスランナーとして、ネットでお付き合いさせていただいている「Tさん」の名前も見受けられる。
しばらくして集合場所へ。
「Eさん」が出てきたので「Eさんですよね、KCです。」というとビクーリしていた。
彼女、今回はTシャツにカーゴパンツとまったく目立たない。この気温では、カーゴパンツではしんどかろう。
話ししているうちに、じゃあ、と並んでスタートすることにする。写真もお互いに撮りあって、こちらもちからをもらう。

スタートではダッシュしてしまうので、あっという間に彼女をおいていってしまった。悪いことをしたかな。

この大会、ハーフは老若男女あわせて1000人少々だが、その1割が大学の選手などエリートランナーである。また、40歳以上の「壮年」が半分以上。女子は100人もいない。
スタート時点で見ると、仮装は少ないものの、1000人ぐらいなので、それなりに目に付く。

競技場を出て、おもてにでる。いよいよ、ロードである。
入りに一キロが4分。2キロが4分15秒ぐらい。距離表示間違っていないか・・・・
こんなんで21キロ持つのだろうか・・・





早朝割引を利かせるために、6時前に高速に乗るべく出発した。
高坂SAでカセットコンロを取り出し、ラーメンを煮る。
もち二個と魚肉ソーセージを入れて食べる。卵は持ってくるのを忘れた。
フラッシュがたかれているので、周囲は薄暗く見えるが、実際には六時を過ぎ、けっこう明るい。地平線に昇った丸い太陽が見えた。
駐車場には受付け開始の七時を少々まわったころについた。
いちばん近い駐車場に、なんとか入れることができた。
受付けまで近いので、とりあえずはサンダル引っ掛けたままで、チェックインしてくる。
いろいろ関係者のクルマが整列している。第1回大会ということで運営は緊張していることだろう。
青白のテントの向かって右が受付け。ぜんぜん待つことなく、チェックイン。係りの女性もうれしそうにしていたけど、ワタクシが口開けかな。
向かって左はエイドの準備とかいろいろあったようだ。
これってどの大会いっても同様のものを使っているけど、コンサルタント会社というか、イベント屋というか、おそらく「ランナース」のからみなんだろうな。
正面からというか、花道から見たところです。仲見世通りみたい。
奥が「ビッグタートル」という体育館で、今回の更衣室とか、荷物預かり所になっています。ワタクシはクルマを使っているので、使いません。
おーっと、なぜかこんなところでファンクラブの受付けをしている。
のちほど気がつくのですが、協賛会社に名を連ねている。また、沿道では後援新聞社やテレビ局の名前の入った旗が振られるものですが、この大会では「ライオンズ」のフラッグ(06年POの時に配っていたものと思われる)が振られ、ちょっとチカラが出た。
地元郵便局も営業にいそしむ。 とりあえず、名物の深谷ネギが5本入り100円だったので、購入しておく。ほうれん草や大根、ごぼうなども安く販売されていた。車中に放置しておくと悪くなりそうなので、買わなかった。
スポーツウエアやシューズも、ほかの大会に比べて安かった。靴はサイズが無かったので、買わなかった。ウエアはワタクシの場合、特殊なものがほとんどだし、一般品はユニクロで調達。
会場案内図。
初めてのところなので、こういったものが無いと、わけわかめ。 指差し呼称している人は、うちの部員ではない。
ビッグタートル(でっけぇ亀さん)。
どうせならガメラとかつければいいのに。
会場にポスターが貼ってあったが、バレーボールのプレミアリーグも行なわれるようだ。 一般2千円、中高生1500円と、バレーボール協会は強気だな。
ワタクシが高校生のころはバレーの試合は良く見に行ったものだ。
陸上競技場内にはいる。開会式が8時20分から行なわれるのだ。
逆光になり、フィニッシュゲートがちょっと見にくい。
スタンドはこんなものです。武蔵野市や筑波大学の陸上競技場で行なわれる大会にでたことはあるが、武蔵野がいちばん立派かな。
それにしても、第一回で肩にチカラの入っているところが感じられる。
別にワタクシを指差して糾弾しているわけではないけど、ネタに使えそうな絵だな。
開会式が始まるので、並んでいる小中学生を整列させているわけだ。
すぐ裏は、上越新幹線が走っている。
R140からこれに沿ってクルマを走らせてきたが、はじめは「秩父鉄道って高架だったかな?市街地だからな。」っておもっていた。
意外と列車が通っても、うるさくありません。
深谷市長のご挨拶。
見た目はかなり若い方です。やり手なのでしょうか。周辺町村合併でいろいろと面倒なこともこなさなくてはならないんでしょうが。
いつも思いますが、市長って土日はこんな行事が多くて、休んでいる暇は無いと思うけど、ほかのマラソン大会とか出ることできないな。
大会実行委員長挨拶。市の教育長さんになるのかな。
第1回だし、実現にこぎつけて感無量だろうな。
市長と、ミスフラワークイーン。これは遠くから撮っているのですが、あたかもポーズをしてもらっているかのようです。ひょっとしてワタクシのカメラを見て意識しているのかもしれない。
よく見ると、真ん中うしろにいる女性のほうが美人かも。(欲しい方、オリジナルサイズのJPG画像差し上げます)
ゲストランナーの櫛部。
現城西大駅伝部の監督。彼の率いる選手も多数参加している。
ハーフの部は1000人少々のエントリーなのだが、城西大のほか、大東大や上武大などの陸上選手が100人ほど出走していて、エリートランナーの比率の高い大会となっている。
なんどかワタクシの出る大会にこの人も来ているが、こういった小さな大会で無いと、なかなか近くで見ることもできません。実際にお会いして見ると、かなり小さくスリムな方です(なぜかですます調になっている)

で、この開会式では、ワタクシの近くに東京マラソンでは下妻物語風の衣装でわきにキティーちゃんを抱えて完走していた、パフォーマンスランナー界の女王「Eさん」を発見。
まさか、こんな小さな大会に・・・、と思いましたが、間違いなく彼女だ。
大会関係者と話す櫛部(中央)。右の人は彼の後輩でどこぞの監督をしていると、大会関係者に紹介していた。彼は名刺交換をしていた。監督として立派なな営業活動だ。
体育館脇の召集場所から、何百メートルか整列して歩いて競技場のスタート地点に来た。
召集場所ではEさんに声をかけたら、「いっしょに走りましょう」ととなりに来て、ずっとお話しをしていた。女王様とサシで会話ができ、感激です。
なお、今回の彼女はコスプレはしておらず、ごく普通の格好だった。
Eさん。
カメラを向ければ自然にポーズをするところが、プロです。
号砲が鳴ってまだ本格的に走ることができる前かな。



はじめ、競技場内を1周と4分の3周したが、トラック競技のように前のほうの人はダッシュ。
千人あまりが走るため、もうもうと土ぼこりが舞い、メガネの裏が茶色く曇った。
競技場を出て、まだ敷地内は石畳の花道。たくさんの拍手と声援に送られてロードに出て行くときの気持ちはなんともいえない緊張感のあってよいものだ。

Eさんはとっくに置き去りにしてしまった。せっかく話しをして、わざわざスタート時までとなりにいてもらったのに悪いことをしたような気持ちになるが、号砲が鳴ればそうも言っていられない。
きょうは調子がよいのか、キロ表示があっという間にやってくるように感ずる。
青梅のときは二日酔いで、とくに後半はなかなか「次の1キロ」がやってこないで苦しんだものだ。
はじめのキロ4分少々はムリにしても、4分40秒程度のペースは十分に保っている。
いけるところまでガンガンと行こう。(ドラクエか。HPやMPがすぐに無くなるぞ)
5〜6キロぐらいのところでやってくるデッドポイントもあまり気にならず、4分50秒ぐらいで乗り切り、からだはリズムに乗って好調を保っている。

それにしても「ふかやシティーハーフマラソン大会」と銘打っているが、所沢といっしょで、あきらかに「カントリーマラソン」である。競技場はかつては田園の真ん中だったと思うようなところで、すぐ裏を上越新幹線が通っていた。
ロードに出てからも、住宅街は通るがとても「シティ」といえるような代物ではない。
応援のしてくれるおばちゃんはいかにも「サイタマ」といった感じの農家のおばちゃん風。
「あれま、素敵なお帽子」「青い人、がんばってね」「目立っているよー」
ならまだいい。
走っているワタクシを指差し
「あはははは」
って、いったいなんだと思ってんだ。でもこっちも楽しいんだけど。
なるべく手を上げて応えたり、「ありがとう」「ご声援ありがとうございます。最後の最後までがんばります」
と返事をするようにした。
いや、楽しい。ホントに楽しい。

大規模な大会や、都市型の大会にはそれなりの楽しみがあるが、ワタクシは自分がいちばん好きなのは青梅の大会である。
この大会は、地方都市がまちをあげてのお祭り騒ぎで、沿道に大会を楽しむというか、ランナーやスタッフといっしょにこの大会を作って行っているんだという意識の見られるからである。
この深谷の大会は第1回であるが、いままで市民大会レベルの競技会は行なわれていたようで、周辺町村との合併記念で、ゲストランナーも招待するような大きな大会となったようだ。
スタッフも一生懸命なのが見て取ることができるし、運営も第一回にしては順調に行っている。規模もハーフ千人ぐらいだと、ちょっと寂しい気もするが、エリートランナーが100人程度いることや、一般ランナーのレベルもそれなりに高いようで、いい大会だと思う。

8キロぐらい行ったところで時計を見る。このあと4分50秒を維持できれば、1時間40分を切ることができそうだ。
だが、しだいに気温が上がってくるのと、前半愛想を振りまきすぎたのが、ちょっとたたってくるのであった。

10キロ通過47分20秒(グロス。以下すべて同)。あれ?ぜんぜん貯金が無い!
中間地点50分ちょうど。あれま、前半のペースの維持でようやくぎりぎり1時間40分じゃないか。
どこで計算間違ったのか、ペースが落ちたのか・・・・
どうも9キロあたりからキロ5分を切れていないようだ。
それと全行程4分50秒で走っても1時間41分以上なのだが、ちょっと勘違いをしていたようなところもあった。序盤の貯金が聞いてくると思ったのに、すでにすべてはたいてしまった。

このあたりでうしろから颯爽とたいがーますくさんがやってきた。
「お久しぶりです」とたいへん丁寧にご挨拶をされる。
被り物、衣装、すべてがタイガーマスクの格好である。
こっちも、
「こんにちは。知ってますか?東京マラソンでめちゃ目だっていたEさんが出ているんですよ。スタートのときごいっしょさせていただきました。」
といってもたいがーますくさんはリングの中のことしかわからないようで、場外乱闘にはならないのであった。 「このペースで行けば、1時間40分切れそうですね」
「ただ、このあとかなり暑くなりそうだから、どうかな」
「うーん、暑いからといって、お互いに被り物をはずすわけにはいかないしね」
覆面レスラーが覆面を取るのは、相手と覆面をかけて勝負するときだけということなのだろう。
しばらく並走してお話しをしていたが、向こうのほうがはるかに元気なので、先に行ってもらった。みるみる離れていく。
それにしても腰と上半身を巧みに使った力強い走り方だ。

7〜10キロぐらいで気持ちよく走っていたのは、実はタイムが出ていなかったような状態だったかもしれないのだが、中間地点で明らかに遅れていることを知ってから、けんめいに4分50秒以下で走ろうとするのだが、まったく伸びない。5分ちょうどぐらいで15キロぐらいまで推移するのだ。
それなりに伸びているように思うし、やはりキロ表示はすぐにやってくるのであるが、タイムが伸びない。こんなこと初めてだな。

給水も「きょうは早めに」と思い、最初を取ったのだが、2ヶ所目、3ヶ所目はパス。時間が惜しい。それに今日の給水は「水」のみ。スポーツドリンクはないのだ。これはちょっとつらい。
ワタクシは味のついているもののほうが飲みやすいのだ。
中盤の失速は初めてだ。17キロぐらいからばてることは何度もある。
今回、カーボローディングがうまくいき、直前の体重はそれなりに増加していた。きょうも走っていて、疲労感は感じない。歩幅も伸びているように感ずるのだが、タイムが伸びないのだ。

正面に太陽を見て走る苦しい中盤が終わり、残り5キロほどになると、少しは走りやすいところに出た。
残り5キロ。ここからいくらがんばっても1時間40分をきるのは難しい。だが、悔いは残したくない。エネルギーは十分だ、ここから二段ロケット点火。
ようやくキロ4分50秒ペースを回復することができた。まだまだいけるじゃないか。
予定では序盤のハイスピードは別として、17キロあたりまで4分50秒ぐらいで来て、残りを4分40秒でいくことができればいいなと思っていた。
そんなスピードは出せないが、中盤よりも終盤に来て速度を上げることができたというのは、自分的には奇跡である。いつも最後は失速していたからな。

15キロぐらいで、背中に風呂敷を背負ったような人が抜いていった。スーパーマンの格好をした人だ。
明らかに周りの人よりも元気で、声援を浴びるとこぶしを突き上げていた。
それほど距離を離されることは無かったけど、周囲の目はスーパーマンに行ってしまうので、ちょっとつらい。
スーパーマンの格好だと、マントが邪魔になるくらいで、あとは走るのに支障のないことだろう。
タイガーマスクのように被り物をしていないので、暑くてたまらんということも無いだろうし。
ワタクシも沿道の人から「暑いでしょ」と何度か言われるのであるが、走っていれば見た目ほど暑くは感じない。
現場では真夏でもヘルメット着用だし、高校野球など炎天下で連日のように試合をするわけだ。当人たちは集中しているので、それほど感じないというわけだ。

残り4キロ、3キロと4分50秒を維持していくが、とてもそれ以上は出すことができない。
上越新幹線が見えてきて、どうやらゴールの競技場が近い。キロ表示が速く感ずるのは、もう時間を稼ぐことができないということになり、かえってプレッシャーになってくる。
新幹線をくぐると競技場が見える。新幹線に沿ったコースは、あさ中学生の3キロを見たところだ。
残り1キロ。1時間36分台をさしている。ああ、もう40分を切ることは不可能だ。だが、競技場が近くなると観客はたくさんいる。ちからを抜くことは許されない。

競技場を遠めにまわりこみ、正面に回る。花道を走って競技場へ。すでに競技を終えた中学生やスタッフの人たちが声援を送ってくれる。
「アフロさん、がんばってー」ジャージ姿の女子中学生3人組の黄色い声に、手を上げて応える。こういった声援で100mは走ることができる。
トラックに戻ってきた。
残り300m。土のトラックは21キロ走ってきて疲れ果てた足首にたいへんに優しい。
バックストレートではせっていた人に振り切られた。第3コーナーを回り、第4コーナーを過ぎて最後の直線。
テポドンロケット噴射せず!しかしきれいにゴールしたい。最後にみっともない姿はしたくない。
フィニッシュゲートの下に公式時計が見える。
ゲートをくぐり、うしろを振り返って一礼する。
フィニッシュゲートは神社の鳥居やお寺の山門のようなものだ。また、次ぎ来た時は楽しませてください。

ICリグを返却すれば、すぐにプリンターから記録証が打ち出される。
スポーツドリンクをもらって、ゴールする人たちをしばらくのあいだ、ぼんやりと見ている。
自分がゴールしたときにたいがーますくさんはフィールドから出て行った。
自分より少々はやくゴールしたスーパーマンさんの衣装を観察するが、タイツはワタクシと同じユニクロのもので、その上にカスタマイズしたズボンをはいている。
ストッキングは野球のものに手を加えて作っているようだが、かなりぼろぼろであった。クリプトン元素に冒されたのだろう。

どでかアフロを被ったランナーさんがゴール。かなり苦しそう。スタートのときはチアリーダーの格好をした男性がいたが、少ない参加者の中で、けっこう仮装はいるものだ。

クルマに戻って着替えるべく、競技場をあとにする。花道の反対側を歩いて戻ると、先ほどのジャージ姿の女子中学生三人組が
「アフロさんだ!アフロさーん、握手してください。」とやってきた。自分の娘のような年の子たちである。見た目けっこうかわいい子達だ。「アフロもさわらせてください」とおもちゃにされて、若返ってしまった。

もう二時間に近いがまだまだ走っている人はいる。
アフロがやって来た。
そして、なんとEさんがかなりしんどそうにして帰ってきた。大きな声でHNを呼ぶ。ようやく気がついたようだから、かなり疲れていたのか、彼女のことだから、なにかネタを考えていて上の空だったか。
さらになんと青アフロまでやってきた。けっこうアフロはいるんだな。

クルマに戻り、着替えて抽選券と煮ぼうとうの引換券を持って会場に戻る(競技場とは離れている)。
抽選は炊飯ジャーなど当たることもあるようだが、ワタクシはコスモスのような花が当たった。
鹿沼皐月マラソン大会は県外からの参加者に、皐月の苗を無料配布しているが、深谷なら葱を無料配布しても良いかと思った。
葱やほうとうはこの抽選で当たる人もいる。
煮ぼうとうを一杯いただく。薬味のネギをたっぷりと使い、太いひもかわ状の麺を食べる。山梨のほうとうは有名だが、戦国時代以前から日本三大峠の雁坂峠を通じて、熊谷周辺と山梨はあんがい近いところだったのかもしれない。



走り終え、記録賞をもらってクルマに戻り、着替えて抽選券と煮ぼうとう引換券、現金をもって会場に戻る。
ここは抽選会場。なにが当たるのかというと・・・
うまくいくと炊飯器などあたるようだ。まあ、深谷ネギかほうとうが当たればいいのだが。
乾麺のほうとう。生きゅうりなどもあたるようだ。
ほとんど「道の駅」の産直コーナーだ。
鹿沼皐月マラソンは県外からの参加者には、皐月の苗を配っていた。
ここも深谷ネギぐらいは原価も知れているし、配布してもいいのではないかと思うのだが。
ワタクシが当たったのはこれ。コスモスのような花だ。(200円程度かな)
きょう走っていたコースにも「この先、コスモス街道」というところが有った。町おこしに必死だな。いいことだが。
お待ちかね、煮ぼうとう。
今日は気温も高く、熱い食べ物はどうかと思ったが、疲れたからだに、温かい汁物と麺類はうれしい。
薬味のネギはかけ放題。畑に行けば売るほどあるからな。
ワタクシはほとんど「ネギほうとう」にして食べていた。
暑い中、給食のおばちゃん頑張る。ご苦労様です。
マスクは花粉症だからじゃないよ。
煮ぼうとうは食券も販売していたけど、ランナー以外の人や、お変わりする人目当てかな。たしかに二杯食べてもいいと思う。
どんぶりもフィルムの張っていあるタイプでリサイクルに気を使っているようだ。
どんどん出しください。ほかの無料配布の給食のコーンスープとバナナはすでに売り切れてますから。
思うに、バナナとコーンスープは食券式では無かったので、ランナー以外の方とか、複数回並んだ方がいるものと思われ・・・(憶測で悪口を書かないこと!誰が見ているか分かりません)
リザルト。
順位はやはり前三分の一ぐらいのところのようだ。 先月の練習の手ごたえがあったので、今回はもっといい時計が出ると思ったんだけどな。しばらくハーフは走らないので、ちょっと悔いが残る。実力だと思い、練習するしかないな。
10キロあたりで颯爽と抜き去っていったたいがーますくさん。
彼ぐらいの記録を出したかったのだが。



タイム的には満足の行く結果を得られず、ちょっとがっかりであったが、Eさんやたいがーますくさんにお会いすることができたし、なにより運営も演出もよい大会にめぐりあえて気持ちのよい日であった。

疲労は無いのだが、気温の上昇しているせいか、なんだか眠くなってきてしまい食事もせず、風呂屋にも寄らずに自宅へ直行した。
車内のラジオではびわこ毎日マラソンの実況中継を放送していた。びわこもかなり暑いようだ。大学の後輩の坪田がレースを引っ張ってきたものの、終盤にきて脱落してしまったのは残念であった。

まだ時間も早いので道路はすいていて、高速を使わずとも1時間40分で帰宅した。
夕方昼寝をしていてかなり寒く感じたのは、やはりエネルギーを消費していたからだろうか。

エントリーしたときは「こんな地方のミニ大会」と思っていたが、東京マラソンと青梅マラソンのスケジュールしだいであるが、
来期もぜひ出てみたいと、思うのであった。

初稿 07年03月06日







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